企業再生の基礎知識 (岩波アクティブ新書)価格: 735円 レビュー評価:4.0 レビュー数:9 著者が岩波新書「事業再生」の端書きで、「環境がめまぐるしく変わった」と述べているとおり、この本が書かれた状況が大きく変わっています。当時は産業再生機構が立ち上がったばかりで、法制度も整備されていないところがありました。
本書の目的は岩波新書「事業再生」に引き継がれていますので、そちらを選ばれることをお勧めします。もちろん、日本の企業再生の礎を築いた方だけあって、入門書としての価値は失われていません。 |
課長の会計力 自分とチームが結果を出すための数字の使い方価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 望月、花房コンビの著作は分かりやすい。
解説が必要以上に細かくないし、
大局観を持てというメッセージが一貫していて、
読んでいて安心します。
本書は経営数字を理解するための1冊。
「決算書分析術」より初歩的かなと思いました。
実践定な財務分析だと思います。 |
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借金地獄に克つ!―こうして自己破産・倒産の危機を突破した価格: 1,575円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 先月末より、自分のビジネスをスタートしたばかりですが、この本を読まずには先へ進めないのでは!?と思えるほどの衝撃でした。
今は自分一人という事もあり、のんきに構えているところがありました。しかしこの本を読む事で、今は一人でもいづれ、事業が拡大したときに・・・と考えると、認識を改めさせられる内容でした。
また、たとえどんな状況になったとしても、その状況を打破するチャンスがあること。
それがこれから始めようという私にとって、一番の勇気づけの言葉でした。
「心の問題」を「倒産・自己破産」との関連で書かれています。私の受け取 |
倒産法概説価格: 4,725円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 初学者の方にはかなり使いにくいと思われます。
私は法科大学院で倒産法の授業の教科書がこのテキストだったのですが、意味不明な記述が多く全体もつかめず非常に苦労しました。
同じ論点が伊藤先生の破産法の基本書だと非常にわかりやすくかかれていることもたくさんありました。
倒産法の初学者の方がいきなりこの本を使うのはけっこうデンジャラスだと思います。
まずは「プレップ破産法」など、コンパクトなので基礎知識を抑えてから使うのが賢明だと思います。
初学者の方に特にオススメしたいのは、山本和彦先生の「倒産処 |
クロサギ 12―戦慄の詐欺サスペンス (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 この巻の心理描写は秀逸。ココロを揺さぶるものがある。これまでの淡々としたストーリーから一転して、この巻では暗い話へ。これまでは「法を破る力があれば悪いことだけでなく正しいこともできる」...と言いたげな話が続いたが....この巻では詐欺の陰部に迫る。
黒崎は、いつもの軽いノリで難なく仕事を済ませるが、ターゲットのシロサギの死により事態は急変する。桂木は何か隠している...黒崎は桂木に詰め寄る...桂木の過去の闇がまた1つ明らかになる。
黒崎の敵意を歯牙にもかけない桂木。桂木の圧倒的な力を利用してシロサギへの復讐を続ける黒崎の、桂木への想いは複雑。詐欺師・桂木に真実はあ |
倒産社長、復活列伝価格: 1,470円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 経営者ではなくとも、人は誰しも、つまづくことがあるでしょう。
そういうときにどう立ち直るか。
この本は復活力をつける参考になると思います。 |
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あきらめるな!会社再建価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:11 タイトルに書いた通り前書きと結びは素晴らしかった。
使命感といい、現在の日本の金融事情の洞察も大変立派であるとは思う。
しかし我々実務家の立場から見ると中身が無いと感じる。
紹介されている事例の殆ど全てが無能経営者の放漫経営の後始末と言えるが、
こういう処理は特に弁護士の必要性も感じられず、町の企業コンサルタントでも
多分同じ事をやるでしょう。
著者の年齢から推察するに、ご自分の成功事例回顧談としてのいわば自慢話の羅列なのでしょうが、現在の中小企業とその代表者に課された不条理な連帯保証という悪しき慣行に身をさらされた立場 |
家族の力―「自殺防止の会」が体験した家族愛の30年 (祥伝社新書 (036))価格: 777円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 事業に失敗し、人生に絶望しそうになる男性達の話とその方達を自殺から踏みとどまらせた周りの人の話が沢山紹介された内容でした。
読み終わった時に感じたことは、自分が破産の危機に立たされていなくても、自分と全くの無関係な話ではないな、ということでした。
ある方の話として、父親の死後、事業と借金を引継ぎ、やがてどうにもならなくてホームレスもどきな生活をし、ガードマンの仕事にたどり着き、暗闇を歩くように生活していたら、”ご苦労さん、また今夜も頼みます”と声をかけられ、人の為になっているという喜びから、人生が180度変わり、警備の会社を設立するまでに立ち上がる話が |